そんなつもりはなかった
慣れた手つきで煮えたぎる情欲を私の中に入り込ませ・・全てを出し尽くし、事は終わった・・・
そんなつもりはなかった
ただ、流されてしまった・・
いや、いつかはこうなると思っていたのかもしれない。
そっと撫でたそこは熱く膨張し、みるみるうちにからだが火照り出していく
全てがどうでもよくなりただただ、身を委ねる
初めてなので当然、痛かったがすぐにその痛みは消え、今までに感じたことのない感覚が全身を襲った
アツイ・・・
ハァ・・ハァ・・・もう・・ダメ・・・
海の底に沈むような、墜ちてしまうような感覚を味わった
そんなつもりはなかった
だが、2度目はまもなく訪れた
初めてのあの日以来、早くして欲しくてたまらない欲求だけがずっとあった
以前はあんなにも躊躇していた私が、目の前にすると
自分から服の裾を捲り上げてこう言った
「お願いします・・・早く・・・して」
初めてのときのように十分に、丹念に時間をかけ、私のからだが受け入れる準備を万端に慣らしてから、ゆっくりと始まると思っていた
私はむしろそれを望んでいた
しかし・・既にそそり立つソレを突き立て、ぬらりと光る私のピンポイント部分へと
凄まじい勢いで入り込み・・・暴れた!
あぁぁぁぁっ・・・
奥へ、奥へと押し入れられ、何度も入り込んでくる
入れたばかりだというのに、ほとばしるモノをからだの奥の方で感じてしまう・・・
前と似たような・・しかし、それ以上の感覚が私を襲う
火が出るように全身が火照りだし、痺れるように突き立てられる
初めてのとき以上の感じたことのない激しさに、からだが高揚しだす
やがて・・
私はガクガクと震えだし、ヒクヒクと波を打ち、意識を失ってしまった・・・
あれからはしていない。
3度目はもう少し先になるらしい
残念と思うか・・・楽しみが増えたと思うかは計れない
ワクチン予防接種、発熱しモデルナアームや悪寒と戦った私の壮絶な副反応の実話。
そんなつもりはなかった
副反応は軽いと思っていたのだから。
副反応備え